速読教室に何年か前に通ったことがあります。
「30分で本1冊読めるとか俺最強じゃん!やるしかねええ」という衝動的な理由。
結果どんな感じだったかを書き綴っておきます。
結論、なんとなくは分かるようになった
数ヶ月くらい通ったら、パラパラ本を読むだけでなんとなく内容は分かるようになりました。
けど説明してって言われると「・・・」ってなる状態。(分かってないじゃん!ってツッコミはごもっともです)
分かるって言っても、例えるなら初学者の英語の聞き取りみたいな感じ。言いたいことはわかるけども、はっきり自分の言葉では説明できないみたいな。伝わってたら嬉しい!
速読とは?
いろいろ流派?はあるみたいだけど、自分が通った速読教室は、「文章を頭の中で音読しないで読む」ってやつ。
音読すると時間かかるから、ぱっと全体を見れば脳みそが勝手に理解してくれるよ!っていう理論らしいです。
そのために視野を広げたり、ぱっと見で理解できる範囲を広げる訓練?を速読教室でやりました。具体的にやったことは、割愛。
理論とかはこの本に書いてある通りだった気がする↓
速読教室のこと
週に1回1時間半くらいのレッスンを都内の某訓練場で受けていました。
案外子どもが多くて、教育熱心な親が多いんだなーと感じてた記憶があります。
で、やったことはこんな感じ↓
- 目のストレッチ
- 文章を固まりで見て理解するトレーニング
- 一目で見る固まりの範囲を広げるトレーニング
- 実際にスピードを測って本を読んでみる
実用的なのか
訓練すればできるかもだけど、理解して読むのは無理。
全体をなんとなくぼやーっと見る感じだけ。新聞みて欲しい情報にアクセスする感じ。
なので、情報へのアクセス速度は速くなったかもだけど本を早く読めるようになったとは別かなと。理解して読むのはきつい。
あと、小説とかならパラパラで十分いける(たぶん脳内で映像化されてるから?)けど、ビジネス書など考えたり咀嚼しながら読む系の本とは相性悪いなって気がしました。
とはいえ、ネット記事とかで必要な情報に早くアクセスできるのは有益だなと。不要な部分が多いから。
行ってよかったか?
もちろんYES!
やらないと分からないから、自分の選択に後悔はなし。
ただ、そもそも「本を読むことにおいて全部読もうとすることがどうなん?」って思って速読教室は通うのをやめました。
最近はパラパラめくってほしいとこだけ読むスタイルに落ち着きました。
速読教室をオススメできるか?
そこはNO!
訓練を積めば思ったような速読ができたのかもだけど、全部を読まないといけない本ってそうそうないのと、ちゃんと読もうとするとパラパラだと理解が追いつかない。
物語系は正直パラパラ読みで理解できるけど、速読教室に通わなくても本屋にある速読トレーニングの本を実践すればいいんじゃない?と思ってしまう。
まとめ
- 訓練し続ければたくさん本は読めそう
- 考えながら読むのは難しそう
- そもそも本って全部読まなくてよくね?(小説は除く)
- 本屋にあるトレーニング用の本で十分
- 教室に通った後悔はない